まちゃひこのシアタールーム

ブログ「カプリスのかたちをしたアラベスク」の別館。映画の話をするよ!

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【感想】映画「バスキア(ジュリアン・シュナーベル監督)」/ニューヨークの亡霊と筆跡

※このエントリーには映画「バスキア」の内容の言及があります。 バスキア [DVD] 出版社/メーカー: ポニーキャニオン 発売日: 2007/02/21 メディア: DVD クリック: 10回 この商品を含むブログ (10件) を見る 反復的に同じ手法で、同じ切り口からあらゆること…

【感想】映画「her/世界でひとつの彼女」が「エクス・マキナ」より優れていた点について

※このエントリーには映画「her/世界でひとつだけの彼女」のネタバレを含みます。 なかなか、一日を有効に使えていないところにフラストレーションが溜まってきた。 やりたいこと(やらなければいけないこと)はけっこう山積みなのだけれども、そればかりを…

【感想】映画「エクス・マキナ」(アレックス・ガーランド監督)/ぼくらが知性と呼んでいたものを、これから何と呼べばいいのか

※このエントリーは映画「エクス・マキナ」のネタバレを含みます。 三連休、友だちと遊んだり、姉の新築へ行ったりする。 「読みたい本」と「読まれた本」の格差 以前、作家の知人との話のなかで 「日本でいちばん読まれるものはキュレーションサイト(まとめ…

映画「アンダーグラウンド(エミール・クストリッツァ監督)」の感想/地上のユートピア

※このエントリーは映画「アンダーグラウンド」のネタバレを含みます。 学生時代、サークルの部室(京都ではボックスと呼ばれていた)があった建物があって、ぼくが博士課程2回生に取り壊されることになった。その木造の建物は築100年ぐらいはゆうに経ったも…

映画「ゼロ・グラビティ」(アルフォンソ・キュアロン監督)/生き死にの境界として描かれる宇宙について

金曜日に映画「ゼロ・グラビティ」を見た。前に見たのはたしか新婚旅行の飛行機のなかだった。この映画はほんとうは映画館で見なくちゃいけないものだと、友達からたくさんきかされていたから、ついにそれができなかったんだってことを噛みしめながら見た。…

【映画感想】瞬間を生きること、瞬間のアート――「心が叫びたがってるんだ。」

11月は、 毎週なにかしら予定が入っていて、東京に2回ほど行く予定があります。 その東京行きの片方は文フリですが、ここでは「アマチュアで妥協」というサークルで「らくせん」という同人誌を販売したり、「Shiny Books」さんの「アヴァンギャルドでいこうv…

映画「屍者の帝国」の感想

同名の小説が原作のアニメ映画だけれども、その製作過程にちょっとしたエピソードがある。伊藤計劃がこの「屍者の帝国」をかけたのは最初の30ページほどで、そこから先は円城塔に引き継がれている。過剰なまでの生者の世界である「ハーモニー」と対称をなす…

ゆめとうつつのモザイク――映画「ビューティフル・マインド」(ロン・ハワード監督)

※この記事はおよそ1年ほど前に書かれたものです。 共働きの我が家では、夕食は「早く帰ってきた方が作る」ということになってはいるのだけれども、帰ってきたときには両方疲れ切っているということもめずらしくないわけで、適当な炒め物やら惣菜やらでなんと…

チューリング、という虚像――映画「イミテーション・ゲーム」(監督:モルテン・ティルドゥム)

書かないことに慣れてしまうのは怖いもので、書かないという楽さに押し流された生活をすると、どうやら一生なにも書かないということがじゅうぶんにありえてしまう。しかしどうして書かないことが怖いことなのかはわからない、すくなくとも、書くことを選ん…

映画感想「アメリカン・スナイパー」(イーストウッド監督)――シチュエーションでしか生きられない

この前の土曜日は妻の誕生日祝いで近所の洒落たフランス料理屋さんにいきました。 白ワインをボトルでオーダーし、酒好きの妻と同じペースで飲んでいるとどうやらガッツリ酔ってしまって、あーこれやばいな、と直感、トイレに駆け込みました。 しかし吐くわ…

ゴダールについてのあれこれ――「さらば、愛の言葉よ」

巨匠ゴダールの話題の映画「さらば、愛の言葉よ」が先週から大阪での公開がはじまって、1時間くらいの作品だし仕事をサボってどこかで観よう!とおもいつつも、サボった証拠がたとえ残らなくても仕事を上手くサボれないぼくは、結局週末まで待つことにしま…

〝フランス人は照れ屋なの〟〜アラン・レネ「風にそよぐ草」

恩師と呼べる人は3人いるのですが、そのうちのひとりはぼくのクラシックギターの先生です。 先生に習っていた時、あんたフランス人のこと全然わかってない!という指摘を受けたことがあります。当時はフランス人と話したこともないし、フランスに行ったこと…

映画と原作小説どっちが好き?あわせて観たい・読みたい作品おすすめ9選!

なんだかよくわからないモヤモヤした日記やら本や映画の感想ばかり書いていてもよくないな、とおもって、今日は映画と小説、あわせて見たらおもしろいんじゃね?というものを9作品選んでみました。 独断と偏見で、かつ「両方ともすごくいい!」というものば…

楽器を続けるむずかしさ、音楽とことば/映画「ぼくを探しに」(シルヴァン・ショメ監督)

きのう、土曜日はかなり前から出かける予定が決まっていて、数年前にYouTubeで見て好きだな、日本に来ないかな、とおもっていたギタリストのリサイタルが朝から楽しみだった。マルシン・ディラのタンスマンやポンセが好きだった、というか、それぐらいをYouT…

愛して飲んで歌って(アラン・レネ監督)――主人公の「死」という砂時計

いやはや、疲労がガッツリ溜まっていたせいか、今週は仕事でミスを連発してかなり凹んでました。というわけで今週は楽しい映画を観る!と決心して、週末を迎えたのですが、なんだか喉が痛い・・・。お休みの日に風邪とかもうサイアクです。 どーでもいいこと…

死んでもまだ生きようとする意思/映画「ぼくを葬る」(フランソワ・オゾン監督)

ぼくを葬る [DVD] 出版社/メーカー: 日活 発売日: 2006/10/06 メディア: DVD 購入: 5人 クリック: 545回 この商品を含むブログ (108件) を見る きのうの土曜出社は最初から最後までやる気がなかった。いるのかいらないのかよくわからない提案資料をつくった…

カメラが真実を語るわけではない~意識的なまなざし/映画「シークレット・パーティ」

シークレット・パーティー [DVD] 出版社/メーカー: TCエンタテインメント 発売日: 2014/04/25 メディア: DVD この商品を含むブログを見る 男性・女性 Blu-ray 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: 2013/12/21 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (2…

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こんにちは、若布酒まちゃひこです。 ブログ「カプリスのかたちをしたアラベスク」を運営しているフローライターです。 www.waka-macha.com ぼくのプロフィールについては、以下のリンクをごらんください。 www.waka-macha.com また、Twitterもやっているの…

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